みの雑多ブログ

勉強したことをアウトプットしたり、しなかったり

我思ふ、【FE】基本情報技術者試験に合格するには何が必要か

twitterとかに基本情報技術者のお話がちょこちょこみられて、久しぶりに取ったときのことを思い出して書いてみる。
ちなみに私がとったのは2015年秋期なので、時代は移り変わりまったく参考にならないかも。

あと、応用情報技術者試験(AP)は2018年春期、システムアーキテクト試験(SA)は2018年秋期に取ったので、その時のことも別で書きます。

一つ要注意事項としては、私の資格は本当に傾向と対策って感じで取ったので、本来の目的は達成できてないです。
ちゃんと知識を身に着けて!という人は他の人の経験談を参考にする方がいいと思う。
資格だけ取りたい人向けです。

※お断りしておくと、資格取得を保証するものではないです。
※私は午後の勉強は基本したことないので、それも込み込みで違うと思えば参考にしないでください。

結論

  • ちゃんと早起きして、会場に行く
  • あまり早めから頑張らない
  • 毎日ちょっとずつでもいいから、過去問を解く
  • 自分の得意を理解して、問題を選ぶ


本当にこれだけで合格します。(詐欺っぽい、「しました。」が正しい)
でも、「私の場合は」ってところと「ポイント」を書きかき。

その1)早起き

これを一番初めに書くくらい、多くの人間が受験すら来ない。
多分、お金を寄付してる心優しい人たちなんです、きっと。
来てない人が3,4割な気がするので来てる人のほとんどが受かってると思う。(※個人的な意見です)
合格したいなら、とりあえず、会場に行くべし!!

その2)勉強ペース

ワタシとしては、早めに始めると失速して試験まで頑張れないと思っている。

最初って意欲あるから頑張れるけど、

  • 途中で忙しいとか
  • ちょっと忘れちゃったとかで途切れて
  • そこから勉強捗らず

というのはありがちのイメージ。

なので、2ヶ月前くらいから午前の過去問やりまくるスタイルをレコメンド。

これはその人の状況によると思うので、私の状況を少し伝えると、

  • 2015年4月に、未経験でソフトウェア開発会社に正社員で就職(駆け出しエンジニアってやつ)
  • 就職した先はみっちりコーディングの基本を研修で6か月教えてもらう
  • オブジェクト指向だとか、カプセル化だとか、で、その言語のC#Javaだとか、最後はSQL学びーの、一つ基幹システム作る

なので、実務経験なし状態で資格に挑んでいる。が、研修で試験に出る技術的(テクノロジ系)の一部は理解している。
スクール行ってる人とか、実務でコーディングしてたり、DB触ってたりする人はある程度の知識が身についていると思うので、同じような準備でいいと思っていいる。

例えば、実務経験なく、経験も乏しい人は1,2ヶ月でやるには暗記力の勝負になりそうなので、もっと体系的に先に学んだほうがよさそう。

その3)勉強方法

冒頭にも書いている通り、私は午後の勉強はしていない。
午前で知識をぶっこんで、後は日本語読解力で乗り越えた。

答えは、問題に書いてあるパタンが午後の問題は多い。
普通に読んで、少しの論理的思考で6割は超える。運転免許証みたいな感じ。
超えない人は、読解力が低いか午前で勉強した知識を引き出しにしまってるだけで、取り出せていないと思う。

なので、午前の勉強法でおススメのサイトを紹介
www.fe-siken.com 無料で使えるし、使いやすいし、スマホでできるから通勤中とか暇なときにちょこっとしやすい。
私はずっと電車通勤だったので、往復で一日30分は問題を解いていた。
土日は少しリッチに1時間していた。試験が近づいてもこのペースは崩さず。

  • 全部を指定して、1ヶ月間ぶん30分でもいいので、毎日回しまくる
    (ソシャゲの新規ユーザーになったときみたいなね)
  • 1年ずつ指定して、最新5年分くらいを試験までに正答率8割超えるまで続ける

やってると気づくけど、基本情報技術者試験はほとんど過去問と同じ問題が出るので、問題の答えを覚えるようになっちゃう。

新しい問題は毎回1、2割くらいしか出ないので、過去問をしっかりすれば、午前のボーダーラインの6割は余裕で越えられる。
傾向と対策で覚えて試験を受けるもよし、問題と解答についてしっかり理解してインプットをするもよし。
資格を取るという目的か、知識をちゃんと身に着けるという目的か、大きく分かつポイントだと思う。

その4)問題の選択

午前も午後も、そもそも問題の傾向が分類されている。
分類として、テクノロジ系、マネジメント系、ストラテジ系の3つがある。
細かいのはシラバスをちゃんと読んだ方がいい。どんなものが出るのか、ってのをせっかく書いてもらって入りうのでちゃんと見た方がよい。

※わざわざ、どういう魔法が弱点のモンスターが出てくるかわかるんだから、メモメモしておいた方が物語は進みやすいでしょう
ざっくりいうと、

  • ゴリゴリプログラミングしている人はテクノロジ系の理解はしやすい
  • SEやディレクタで企画をしたり、PJを管理したり、進行管理をしているとマネジメント系、ストラテジ系の理解はしやすい

でも、割合としてはどうしてもテクノロジ系が多くなるから、どんな人も理解しておく必要がある。
逆に、ゴリゴリプログラミングしている人もマネジメントやちょっとした法律についても理解しておく必要がある。
合格するなら、自分の得意なこと以外にも苦手なことも理解する必要があるが、6割取ればよいと割り切るなら取捨選択した方がいい。

私の場合、ストラテジ系の財務や法務は全く頭に入らず、ほぼ暗記で乗り切った。
テクノロジ系の計算問題はどうしても理解できないって人は、計算問題は諦めて、DBの少しの知識を入れるとか、オブジェクト指向の理解を進めるとか、他のところでカバーするがよし。
で、午前の理解は必ず午後につながる。

午後もセキュリティが必須?で、他は選択できるので自分が得意とするものを選択する。
ゴリゴリプログラマよりの私はDBとプログラムは絶対に選んで、あとは簡単そうな問題を選ぶようにした。
日本語を読めば解ける問題が多いので、苦手なものでも問題を見てこれわかりそう、って思ったら選択する。

組み込み系とは無縁の人生でも、内容をよく見るとただのアルゴリズムを考えるだけの問題だったり、マネジメントしたことないけど、普通に文章読解するだけの問題だったりするのでそこは見極めてチョイスする。

さいごに

お気づきの通り、資格試験では対策本とか買ったことがなく、傾向と対策で何とか合格してる。(嫌味に聞こえたらすみません)

仕事で学んだことがかなり活きているので、バッチリみんなに当てはまるとは思ってない。

プログラミングしたことのない、SQLも書けない友人は、テクノロジ系が全く分からず、何度も落ちてたので大きな割合を占めるテクノロジ系が苦手なのは確かにつらみと思う。
ただ得意と苦手を見極めながら取捨選択して、対策しっかりすれば誰でも取れる。(友人もちゃんと最後は受かってましたので、プログラミングしてないと取れないわけでもない。)

この資格を取るってことは何かしらITに関わりあると思うので、得意や知見は少なからずあるはずでそこはしっかり極めるべき。
その上で、自分の仕事では知らないこともすんなり頭に入ったら、その分野を深めて好きと得意を増やすのがいい。

あとは私の場合、大学受験の感覚も若干残っていたので、センター試験とか大学受験の読解力は活きた。
理系だから文章読むの苦手、文系だから数字苦手、とか言ってたら仕事はどちにしろ大変と思うので、苦手との付き合い方というのも大切と思ふ。